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保育士を例に、給料が安い職業からどうやって年収を上げるのかを考えてみた

高寺です。(Twitterもやってます。フォローよろしくです)

今は「給料が上がらない、上がらない」と言われる時代です。

ただ、会社に世の中に文句を言ってそれで上がるならいいんですが、上がらないものは上がらないので、組織や社会が変わるのを待つんじゃなくって自分の思考と行動を変えた方が毎月使えるお金は増えるから、そっちで考えてみたらどうでしょうか?

というお話を今回はしてみたいと思います。

目次

稼げる職業と稼げない職業は決まっている

社会っておかしいですよね。

社会は不条理で不公平です

社会って本来あるべき姿にはなっていない部分が多いです。

理想と現実は違うってことですね。

これをしっかり頭に入れておかないと、「人生こんなはずじゃなかった」となるので要注意です。

 

特に今の日本は伸びていく時代ではなく沈んでいく時代ですから、よくよく立ち回りを考えて動かないと人生が壊れてしまいます。

そのためには、コチラの記事に書いた資本主義というルールを大前提に知っておくことというのは非常に大切だと思います。

無知は罪と言われますが、無知はただただ損なので、出来る限り知識を仕入れて日々勉強していくことが必要です。

 

で、何が不条理で不公平なのかと言いますと、稼げる職業と稼げない職業っていうのはあらかじめ決まってしまってるんですよ。

しかも、何が不条理なのかと言うと、社会秩序を保つ本来必要な職業ほど給料が安く、別にあってもなくてもどっちでもいい職業ほど給料が高いんですよね。

例えば、保育士さん、幼稚園の先生ってどうですか?

国の宝と言えば子供でしょう。その子供の面倒を日々見てくれてる存在である保育士さんは国にとって社会にとって非常に重要な職業です。

でも、給料は安いんですね。

コチラのグラフを見てもらっても明らかに安いです。

出典:https://twitter.com/225average/status/1568771451754524672/photo/1

介護士さんとかもそうですよね。同じく、安いです。

超高齢化社会でまだロボットが一般に普及していませんから、結局は介護士さんが絶対的に必要なんですが、給料が安いため慢性的な人材不足です。

需要に対して供給が足りてないのにも関わらず、稼げる金額が低いんですよね。

 

その他にも、ゴミ収集車の人とか。社会に必要なんだけど給料は安いですよね。

ふだん会って挨拶することは無いですが、確実にお世話になっているわけです。

家の中にどんどんゴミが貯まっていってゴミを持って行ってくれないということになったら、単純に家の中が臭いです。。

 

農家さんもそうです。

日本は肥料を海外からの輸入に依存してるんですが、その肥料が2022年現在、近年の安値から2倍の価格をつけていて、とても農業を継続していけないくらいに経営が逼迫しています。

どんどん農家さんも食っていけないからやめていってるようですね。

ただでさえ、日本は食料自給率が低いのに国内の第一次産業が衰退していったら、ますます海外に依存するほかありません。

だけど、そこへ2022年9月現在、日本円は1$140円台をつける超円安。

輸入物価は上がって、会社給料が伸びない家計を圧迫しており、国民生活の厳しさは日に日に増しています。

 

一方、稼げる職業は?と言えば、金融系、情報通信系。

社会秩序を維持するために必要か?と言われたら、別にスマホがなかった時代でも人間は機嫌よく生きてたんだから不要なんですが、便利だからとまたたく間に普及して、今や生活必需品になってしまっています。

「職業に貴賤なし」という格言はあるんですが、現実問題、職業賃金格差はあるんですよね。

これを知っておかないと、こんなはずじゃなかったということになるな。と。

「やりがい搾取」なんていう言葉もありますが、会社からやりがいがあるから給料が低くても大丈夫やろ?という謎のパワハラがあるのが実際のところです。

 

お金の流れの良い市場へズラす

そんな社会を前提にした時に必要なのがマーケティング思考、プロデュース思考です。

スキルや知識、経験すなわちコンテンツを持っている自分自身をどこに置けば、もっと自分の価値が上がるんだろうか?ということを考えて実行していくんです。

 

確かに保育士さんや幼稚園の先生は稼げない職業ですが、必ず現場で知識や経験は得るはずなんです。

親御さんや子供たちの悩みを最前線で聞けて、「もっとこうしたらいいのにな」っていうアイデアはいくらでもあると思うんです。

それらを汲み取った商品なりサービスなりを展開してビジネス運営することはマーケティング思考、プロデュース思考があれば可能です。

確かににまともに保育士としての給料は低いかもしれませんが、ビジネスを立ち上げて副収入として得ることは現実、可能なんじゃないかと思うんです。

具体的にどうしていくのか?というと「ズラす」という考え方ですね。

 

「稼げない職業だからダメなんだ」じゃなくて、稼げる市場と組み合わせることを考えて欲しいんです。

つまり、お金を払ってでも解決したい、やってくれるならそれ相応の金額をきっちり払います。という市場と掛け算することです。

お金を稼ごうと思ったら、お金の流れがいい市場にいくのが鉄則ですから、そういう市場と掛け算するんです。

 

具体的には、まともに保育士をやっても稼げないので、自分に希少性を宿すことを考えます。

例えば、ベビーシッター登録をして、そこで選ばれる人間になるというのもズラシでしょう。

例えば、英語をしべれるというベビーシッターがいたら、競争力になりそうじゃないですか?単価が上がりそうですよね。

まぁこれはかなり適当に言ってるんですが、「こういうのがあったらいいんちゃうかな?」「こういう人がいたら助かるんちゃうかな?」ということを現場でお父さんお母さんを見ている中で実際にヒアリングしたり感じ取っていくんです。

 

あるいは、すごい声が特徴的で本の読み聞かせがうまいというベビーシッターも選ばれそうですよね。

子供の感性を養うことに寄与するかもしれません。

そういうことをアピールしていったら、時間単価は跳ね上がるかもしれません。

仮にそれで実際に自分の年収が上がったのであれば、どうやって年収を上げたのか、次は教える立場になれますよね。

もともと保育士さん、幼稚園の先生なわけですから、現場で何が必要なのかだったり、保育士や幼稚園の先生になるための勉強方法だったりを情報発信することだって出来るでしょう。

セミナーや勉強会、講座やワークショップを運営して収入を上げることもできるかも。

 

あるいは、お金の流れが良い市場で言えば、転職市場はどうでしょうか。

保育士や幼稚園の先生からの転職先としてどういったキャリアプランがあるのかの情報発信も知りたい人は全国的に多いでしょう。

自分が悩んでることは他人も同じように悩んでいるものですからね。

あくまで保育士として幼稚園の先生として。にこだわるなら、少しでも給料が良い、例えば私立幼稚園の先生を目指すとか、そうやってズラしていくことを考えてもよいかもしれません。

 

こんな感じで複数アイデアを出じて、現実的な選択肢から実行に移していくことです。

こう言うと、「どうせやっても意味ないだろう」とか「どうせ変わらないだろう」「やったことがないから本当に出来るか不安」と思う人が8割9割ですから逆に言えば、やったもん勝ちですよ。

あきらめることなく行動していってもらいたいなと思います。

 

ps

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2022.09.12

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